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2011年2月 1日 (火)

感じて歩く

以前にご紹介した雑誌「世界」に掲載中の三宮麻由子さんの「感じて歩く」のエッセイですが、2月号に掲載された文章は、まさしく先だってのホーム滑落事故で亡くなった武井実良さんの事故を前提としたようなものでした。
(もっとも雑誌の発売時期は事故の前なのですが)

今回のエッセイでは、歩行訓練、すなわちブラインドの方が自分で移動するための訓練のことが紹介されているのですが、その最後の節で我々晴眼者が一言だけでも声をかけることでブラインドの方々の歩行にどれだけ寄与するかが書かれています。
ちょっとだけ引用します。

社会がユニバーサルで暖かな雰囲気に包まれるための方法はさまざまあるだろうが、私は素朴な方法がかなり有効だと思っている。例えば声をかけること。一見簡単に思えるが、内気な日本人にはなかなか難しいようだ。時々「勇気を出して声をかけました」と言われることがあるが、私は人様を取って食うわけでもなし、一言声をかけるのにそんなに恐れられているのかと思うと情けない。(中略)声かけのほうの「開国」はまだまだこれからのように思われる。
(中略)
たとえ支援をしなくても、お互いの安全確保のための情報提供には意味がある。ここにベビーカーがあります、足元に荷物を置いています、いま避けますから止まってください、(中略)そんな一言があれば歩行環境はずいぶん違ってくることだろう。言い換えれば、歩行における最大の関心事は、段差や点字ブロックなどの設備だけではなく、周囲の人ともいえるわけである。

以上が雑誌からの引用ですが、簡単に思える声かけですが、やはりなかなか難しいところもあります。僕らのように普段からブラインドとお付き合いしている者であっても、日常の中で知らないブラインドの方がホームを歩いていても、急いでいる時は声もかけないし、ましてやブラインドの世界をまったく知らない方々にとっては、彼らが困っているのかどうかもわからないからお節介になってもいけないと思って声もかけ辛いでしょう。
でも、武井さんのような事故を聞くと、たとえお節介であっても一言声をかけることは大事だな、と思われます。
シーンレス(三宮さんはブラインドの方々のことをこう呼びます)の人たちが少しでも移動しやすい環境のため、まずは自ら一言声をかけることを実践していきたいな、と思っています。

事務局 栗田

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