裏磐梯から、うれしいメールをいただきました!
先週末開催した裏磐梯ブラインドツアーでは、妙高と同様に地元の北塩原村社会福祉協議会の呼びかけで集まっていただいた地元スキーヤーの皆さんにお世話になりました。
裏磐梯は、私たちTABSツアーの発祥の地であり、これまでの十数年間、ずっとお世話になってきた場所です。
地元のサポーターの方々には、ツアーを始めた頃からお付き合いをさせていただいている方もいれば、初めて参加される方もいますが、半日も滑ればみな同じ仲間で、すっかり打ち解けてしまう、という光景が何人も続いています。
そんな裏磐梯から、うれしいメールが届きました。
今年からTABSのブラインドスタッフとして加わったKさんのところに届いたメールですが、ご本人ならびにメールの送信者である地元のTさん(社協のスタッフでもあります)の許可を得て、ここに掲載させていただきます。一部、文章を割愛しておりますことをお許しください。
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今回のスキーでは大変お世話になりました。
果敢にチャレンジするKさんに誘発され、私もチャレンジ精神が磨かれました。
まだまだサポーターとしては未熟ですし、足りないこともたくさんありご迷惑をおかけしたと思いますが、優しいKさんに助けられて2日間楽しく有意義に過ごせました。
昨日のお天気から一転、雪の北塩原裏磐梯ですが少しずつ春は近づいていると確信しています。
今朝はEさんと二人で社協のみんなが羽織ったお揃いのビブスをたたみながら、
○○さんは巧くなったね、◇◇さんは一人でもガンガン滑れるようになったんだよ
…などと、楽しい思い出に話しに花を咲かせながら午前中を過ごしました
お会いする回数を重ねるたびに、少しずつ歩みよれたり会話が増えたり、そんなことが私たちの楽しみになっております
ただ今年は少し心配だったのです。
原発事故渦中の「ふくしま」の北塩原においで頂けるのだろうか…
恐らく小さなお子様がいらっしゃる方や、サポーターの若い方々にとっては、目に見えない放射能が
どこそこを飛び回っているかもしれない「ふくしま」には恐怖を抱く方もあるかと思っていたからです。
それでも、Eさんが終わりの挨拶でお話しした通り、たくさんの方に来て頂いた事が、何よりの私たちの「チカラ」になり復興の一歩、復興の希望になるのです。
ですから十何年と毎年欠かさず、遠路北塩原へ足を運んで下さる皆さんは、私たちにとって大事な大事なお客様です。
ただただ、心から感謝を申し上げます。
メールを拝見するとKさんも筋肉痛なのですね。
コーチのご指導をきちんと反映させて滑られたことが体に現れているんだと思います。
痛みは頑張った証…、ですよね。
それでは筋肉痛と仲良く、そしてまた明日からも頑張ってまいりましょう!
ふくしま・北塩原から愛を込めて T
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Tさんからのメールは以上です。Tさん、ありがとう。
事務局 栗田
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コメント
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色々な人がそれぞれ、支え有って行く。当たり前なんですけど、それが中々出来なかったりするんですね。活動に参加されてる方は、前向きな方が多いのでコメント見てるだけでも励まされますね。
投稿: 藤本 | 2012年3月13日 (火) 21時18分
藤本さん、コメントありがとう。そうですね。やろうと思ってても踏み出せない、きっかけがない、という人も多いですよね。そんな人たちの背中を押せる活動になればいいな、と思ってます。
投稿: 事務局 栗田 | 2012年3月18日 (日) 15時20分